元クリニック看護師が語る、クリニックへ転職するメリット・デメリットとは?

 

こんにちは、柿ちー(@kaki_chii_)です。

 

クリニックって楽そうだけど、実際良いことだけじゃない?

 

私は新卒で公立病院に就職し1年間働いた後、転職して5年間耳鼻科クリニックに勤務しました。

 

クリニックって病棟より楽だよな~と思って転職し、実際にクリニックに転職して良かったことの方が多かったです

 

それでもやっぱり、メリットだけではなくデメリットもしっかりあったのも事実です。笑

 

そこで今回は、看護師がクリニックへ転職して感じたメリット・デメリットを経験に基づいてまとめました。

 

転職を検討中の看護師さんは、ぜひ参考にしてみてください!

 

目次

クリニック看護師のメリット5つ

 

まず初めに、私がクリニックに転職して感じたメリットは、以下の5つになります。

 

  • 予定を立てやすい
  • 生活リズムが整う
  • 時間外業務が少ない
  • 仕事がその日のうちに完結
  • 肉体的負担が少ない

 

それでは、順番に解説していきます。

 

①予定を立てやすい

 

病棟勤務の時代は、シフトの発表が直前で予定を立てられない…なんてことがしょっちゅうでした。

 

クリニックは、日曜祝日休みの場合が多いため先々までの予定が立てやすいです。

 

かくいう私もクリニックに転職してから土日休みの友人に会える機会が増えました。

 

ゴールデンウィークや年末年始などの大型連休も、クリニックは休みの場合が多いので、帰省や長期旅行が可能です。

 

②生活リズムが整う

 

柿ちー

夜勤明けに少し寝ようと思ったら…明け休みも終わりかけやないかい!

 

ってのが病棟に勤務していたときの私の日常でした。

 

クリニックに勤務してから、日中働いて夜はしっかり寝るという生活習慣になりました。

 

夜は毎日必ず自由時間になるためジムに通う・習い事をするなど、やりたいことを継続しやすい環境でもあると思います。

 

③時間外業務が少ない

 

私が病棟勤務を続けていく自信がないと思った大きな理由の1つが、委員会や看護研究などの、時間外業務の多さでした。

 

まだ新人で負担は少なかったのですが、数年後には委員会でも責任ある立場になって、加えて看護研究しながら新人指導係になって…って仕事ばかりの生活になるのが耐えられませんでした。

 

クリニックでは勤務時間外に時間を取られることがほぼ無いので、プライベートの時間をしっかりと確保できました。

 

④仕事がその日のうちに完結

 

これ、実際にクリニックで働いてみてすごく良かったと感じた点です。

 

病棟で働いていた時は、自分の勤務後に他の看護師さんに仕事を引き継いでも、「あの後大丈夫だったかなぁ~」と不安で仕方ないことがよくありました。

 

クリニックでは、その日に来た患者さんをその日のうちに診察・治療してお帰りいただくまでが一連の流れです。

 

勤務時間内で完結する仕事内容のため、仕事後にモヤモヤと考える精神的ストレスがほぼありませんでした。

 

仕事とプライベートをしっかりと切り離したい人にとっては大きな利点になります。

 

⑤肉体的負担が少ない

 

診療科目にもよるかもしれませんが、クリニックは基本的にADLが自立している方が来院します。

 

そのため、病棟勤務のような体位交換や入浴介助などがなく肉体的負担がとても少ないです。

 

病棟勤務時代は腰痛に悩まされていましたが、すっかり無くなったのも嬉しいメリットの1つでした。

 

クリニック看護師のデメリット3つ

 

続いて、クリニックに転職して感じたデメリットは以下の3つでした。

 

  • スタッフが少なく人間関係が濃密
  • 休みが取りにくい
  • 看護技術の向上が難しい

 

①スタックが少なく人間関係が濃密

 

クリニックって、規模にもよりますがスタッフが10人程度のところが多く、出勤する度にほぼ同じメンバーで顔を合わせます。

 

ここで気が合うメンバーだったら良い職場環境ですが、合わない人がいても密に関わらざるを得ません。

 

病棟ってバタバタと忙しくて、スタッフなんて構ってられな~いみたいな雰囲気もあると思うんですが、クリニックは業務に余裕が出てくると人間関係に目がいきがちなんですよね。

 

そこで亀裂が生まれちゃった日にはもう…(遠い目)

 

柿ちー

正直、人間関係に関しては病棟の100倍辛かった…

 

このデメリットに関しては運次第なところではありますが、病棟よりも人数が少ない分リスクが高いと思います。

 

②休みが取りにくい

 

これもスタッフの少なさに起因しますが、希望する休みの日が取れない場合も多いです。

 

しかし、診療科目によっては繁忙期・閑散期があり、閑散期に休みを多く取ることができるパターンもあります。(閑散期は人手が少なくて済むため、出勤人数を減らす方法)

 

私が勤めていた耳鼻科クリニックは夏が閑散期だったので、夏に有休でたくさん休み、冬はガッツリ働くという季節労働者のような生活を送っていました。笑

 

このデメリットに関しては転職の際にしっかりと調べ、休みのとり方を確認することで解決も可能だと思います。

 

③看護技術の向上が難しい

 

基本的に病棟に比べて看護師としての専門的スキルを求められることが少ないです。

 

主に診療の補助や点滴・採血といった決められたことしか行わないため、新たな看護技術の取得は難しいと思います。

 

看護師として成長してきたいという気持ちが強い方には大きなデメリットになりますね。

 

まとめ:看護師のクリニック転職はメリットデメリット両方ある

 

この記事では、実際に病棟看護師からクリニック看護師へと転職して感じたメリット・デメリットについてまとめました。

 

冒頭でも伝えた通り、私個人としては、クリニックに転職して良かったことの方が多かったです。

 

ただ看護師としてのやりがいが感じられないからと、病棟に戻っていく友人もいました。

 

こればかりは実際に肌で感じて分かることも多いので、興味がある人は資格の特権を活かし、一度クリニックの世界に飛び込んでみるのも1つだと思います。

 

ということで今日のお話が、少しでも転職を考えている看護師の参考になれば幸いです。

 

 

以上、元クリニック看護師が語る、クリニックへ転職するメリット・デメリットとは ? でした。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

交際0日同棲を経て結婚、夫婦2年目。
ゼネコン会社員夫(28)×専業主婦妻(28)
看護師を辞めて専業主婦しながら生き方模索中。
ふたり暮らしに役立つ情報を発信してます。
正看護師/FP2級資格保持

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