
同棲の生活費の負担ってどう決めるの?収入差があっても完全折半?
同棲をしていると、こうしたお金の問題に直面しますよね。
収入も生活にかかる費用も全て恋人と一緒!という人はいないと思うので、費用の負担割合に悩んでしまうもの。
この記事では、同棲にかかる生活費用の負担割合の決め方やポイントの解説、我が家の結婚前の負担割合について公開します。
同棲の先の結婚を見据えてお金の問題をしっかりと解決して、円満な同棲ライフを送りましょう!
同棲の生活費負担において収入差と合わせて考慮すべきこと
同棲にかかる生活費のそれぞれの負担割合を決める際、何を基準に決めるべきでしょうか?
実は、収入差の1点だけで負担割合を決めてしまうのはトラブルの原因になりかねません。
お互いが不満なくお金を出し合えるように、生活費の負担割合は以下の3点を考慮しましょう。
- 収入差
- 家事の負担割合
- 通勤時間の長さ
①収入差
生活費の負担割合を決める際には、お互いの収入を把握し、いくらまでの出費負担だったら無理なく生活が送れるかを確認することが重要です。
完全折半なのに、収入が高い側の生活水準に合わせた生活を送っていると、もう一方が大変な思いをしてしまいます。
まずはお互いの収入差がどれ位なのかを把握し、それを基準にした上で以下の2点を考慮して負担割合を決めていきましょう。
②家事の負担割合


単純に収入だけではなく、家事の負担割合も考慮して生活費の負担を決めましょう。
完全に5:5で家事を分けている場合を除いては、「お金は折半なのに、家事は折半じゃない。」と家事の負担が多い方が不満を覚えてしまいます。
家事も立派な労働ですから、家事負担を多くしてもらっている側は、その分生活費を多めに負担するという心がけを持つことが重要です。
食費に関しても、男性がよく食べるカップルの場合(逆も然りですが)、完全に折半では不公平感が出るので話し合いが必要です。
③通勤時間の長さ
意外と盲点ですが、お互いの職場までの通勤時間も生活費の負担においては考慮した方が良いでしょう。
通勤が20分と1時間では、毎日往復すると考えると膨大な時間の差が出ます。
お互いの中間地点に住めるのがベストですが、それが難しい場合は、通勤時間の長さも負担割合を決める際の参考にするのがオススメです。



通勤時間が短い代わりに帰宅が早く家事を多く負担する場合には、生活費5:5という案も!
我が家の同棲時の生活費の負担割合
それでは、我が家では収入差・家事の負担割合・通勤時間を考慮した上でどのように生活費を負担していたのか、その割合を公開します。
- 収入差=彼の収入が約1.5倍
- 家事の負担割合=彼2:私8
- 通勤時間の長さ=彼50分:私15分
同棲当時の条件はこのような感じでした。
私の方が通勤時間が短く残業も少ない分、平日の家事はほぼ一人でこなしていた次第です。(本当は中間地点に住みたかったのですが、家賃が高くて断念)
我が家の考え方としては、家事と通勤時間は負担割合で公平化できているからと、シンプルに収入差で負担割合を決めました。
月々の生活費が26万円前後で、彼から20万毎月受け取っていたので、彼20万:私6万前後の負担。
ほぼ何も払ってねーじゃねーか!と言われてしまいそうですが、将来を見据えて出来る限り一方のお金でやりくりしよう、という旦那さんの意向からこうなりました。(感謝)
その分、私の浮いたお金は共同貯金にドンドン入れていました。
このお金の管理方法のおかげで、入籍後は完全に財布を1つにしてもトラブルがありません。
円満な同棲生活費の分担4つのポイント


最後に、同棲の生活費の分担を円満に決めるポイントを以下の4つに分けて解説します。
- 実際にかかる生活費を書き出す
- 共同の口座を作る
- 共同の費用と個人の費用を明確化
- 納得いくまで話し合い改善を
お金の問題は話しにくい上に、言い方を間違えると喧嘩の原因になってしまいますので、順序立てて話し合いを勧めましょう。
①実際にかかる生活費を書き出す
生活費を分担する上で、いきなり「収入が多いんだから負担して!」と言われても、相手は納得できないかもしれません。
家賃から光熱費、食費などひと月にかかる生活費を実際に書き出して、どれくらいお金がかかっているかをお互いに把握しましょう。
光熱費が意外と高かったり日々の食費が予算を超えていた、なんて場合もあるので、ひと月だけでも家計簿をつけるのがオススメ!
実際の生活費を目に見える形で提示することで、相手も話し合いに積極的になってくれますよ。
②共同口座・財布を作る
同棲にかかる出費はとりあえず個人の財布から出してあとで清算という形にすると、あやふやになってしまう部分が多いです。(レシートを貰い忘れたり…)
さらに、その都度お金を請求したりされたりしていると、面倒でストレスが溜まってしまいます。
そこで共同の口座や財布を作り、月に一度それぞれの決まった額を入れておくことでトラブルになりません。
↓我が家の共同口座の活用法をまとめています↓
③共同の費用と個人の費用を明確化
お互いに生活費を出し合い負担割合を決める上では、何を共同の費用とするかを明確化する必要があります。
個人的な買い物を共同のお金から出していたら、不満が溜まってしまうでしょう。生活費を多く負担する側なら尚更です。
迷ったものは、相手に共同のお金から出していいものかを確認すること。小さな積み重ねですが、相手から信用を得る上でとても重要です。



我が家では二人で遊ぶゲームは共同財布から、私個人で遊びたいゲームは個人財布から出しています。(いかに旦那さんを巻き込むか勝負)
④納得いくまで話し合い改善を
一度生活費の分担を決めたらそこで終わり、ではありません。
お互いに収入が変化することもあれば、生活費の額が変わることもあるので、定期的に話し合いその度適切な生活費の分担を決めていきましょう。
納得いかない部分についてはとことん腹を割って話し合っていかないと、後々になって大きな問題となってしまうので要注意!
まとめ:同棲の生活費の負担割合は、収入差以外の要素も考慮して決めよう
お金の話は気まずいからと、後回しにしてしまうカップルもいるかと思いますが、後回しにしていると後々さらに気まずくなるリスクがあります。
お互いが日々生活する上でかかっているお金の問題ですから、しっかりと納得するまで話し合って負担割合を決めましょう。
もう一度、この記事の内容をまとめました。
- 収入差以外に、家事の負担割合や通勤時間を考慮
- 何にどれ位お金を使っているのか把握
- 共同の口座/財布を作り家計を見える化
- 納得いくまで話し合い、適宜改善
ぜひこの記事を参考に話し合い、生活費の分担を納得して決めていただけたらと思います。
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以上、同棲にかかる生活費、収入差で負担割合を変えるべき?リアルな分担方法を公開! でした。
最後までお読みいただきありがとうございま。